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Special Exhibition — WESON MUSEUM
ARTLINK
VRがひらく、美術との新しい接点
Connecting art, people, and spaces
ARTLINK は、WESON MUSEUM を基盤に開催される、複数作家による VR 総合美術展です。
年に数回の企画として、美術と、これまで美術に縁が薄かった人びとのあいだに、
新しい接点をつくることを目指しています。
ARTLINKとは
ARTLINK は、単なるデジタル展示の場ではありません。 WESON MUSEUM が育ててきた VR 空間を舞台に、 国内外の作家が集まり、作品を並べ、対話し、観客と空間を共にする企画です。
「展示する」ということを、作品を壁に掛けるだけの行為としては捉えていません。 作家と鑑賞者が同じ場に立ち、言葉が生まれ、 それがまた次の関係へとつながっていく—— そのような場を育てるための企画として、ARTLINK は続けられています。
鑑賞の敷居を下げること、美術へのアクセスの間口を広げること。 その問いに、VR という技術を通じて向き合い続けることが、 この展覧会の基本的な姿勢です。
偶然の出会いに、
価値がある
日本において、美術はしばしば日常から少し遠い文化として受け取られます。 「美術館は敷居が高い」「作品の見方がわからない」 ——そういった感覚を持つ人は、決して少なくありません。
VR 空間への参加には、特別な準備も、事前知識も必要ありません。 友人に誘われて、あるいは何気なく入ったとき、 たまたま作品の前に立っていた——そういう偶然の来訪が、 美術との最初の接点になることがあります。
毎週土曜日に開催している在廊イベントには、 普段あまり美術館に行かない方や、作品の語り方を知らない方が多く参加しています。 それでも、作品の前でなにかを感じ、作家と言葉を交わした経験は、 確かなものとして残ります。
アクセスのハードルを下げることは、 美術を「やさしくする」ことではありません。 より多くの人が美術の深さに触れる機会を持てるように、 入口を広くしておくことです。
ARTLINKがつなぐもの
- 01
Art and those yet to encounter it
美術と、まだ出会っていない人
普段、美術館には行かない。作品の見方がわからない。そういった人が、偶然 VR 空間に迷い込み、作品の前で立ち止まる。その偶然の出会いを、ARTLINK は大切にしています。
- 02
Works and dialogue
作品と、対話の時間
毎週土曜の在廊イベントでは、作家本人が空間に在席し、鑑賞者と言葉を交わします。作品について直接話を聞ける環境は、鑑賞をより深く、より個人的なものにします。
- 03
Artists and new audiences
作家と、新しい鑑賞者
VR という回路を通じて、作家はこれまでリーチできなかった層と出会います。テクノロジーに詳しくない作家でも、展示を続ける中で、予想外の場所からファンが生まれています。
- 04
Virtual encounters, real movements
バーチャルでの出会いが、リアルを動かす
VR での観覧をきっかけに、作家の個展へ足を運ぶ鑑賞者が実際に生まれています。仮想空間での接点は、現実の行動や関係へと続いていく入口にもなります。
WESON MUSEUM
との関係
WESON MUSEUM は、VRChat 上に構築された常設美術館です。 天空・森・パラオ・雨——それぞれ固有の空気を持つ四つの空間が、 常に開かれた状態で存在しています。
ARTLINK は、その「場」を活用する「企画」です。 WESON MUSEUM があるからこそ、ARTLINK は継続的に開催できます。 そして ARTLINK が開催されることで、WESON MUSEUM はより多くの人に知られ、 常設展示もまた新しい目で見られていきます。
場と企画が互いを育てる関係—— ARTLINK は、WESON MUSEUM と一体のものとして動いています。
美術の裾野を
広げるために
ARTLINK の目標のひとつは、美術の裾野を広げることです。
これまで交わりにくかった人と人、作家と鑑賞者、 美術と日常のあいだに、接点をつくること。 その接点から、新しい発見や関係が生まれることを、 私たちは信じています。
VR は目的ではなく、手段です。 テクノロジーが変わっても、大切にしたいことは変わりません—— 美術が、もう少しだけ多くの人の日常に近いところにあること。
Archive
歴代の ARTLINK 展示記録です。各回の詳細は、年度別ページをご覧ください。
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